昨日は、茨城県へ、農業法人をめぐるバスツアーに参加しました。
8時半に神田を出発して、着いたのは10時過ぎ。やっぱ遠い~。
一軒目は、サツマイモ(干しいも)やトマト等を作ってる会社。
(ちなみに社長は松平健さん似)
茨城はさつまいも産地で干し芋が特産。
見渡す限りさつまいも畑。
ここの社長は話が得意で、いろいろ話してもらいました。
やっぱり医食同源というけど、食べることは生きること。
食べることを蔑ろにしてはいけませんね。
ただ、今の日本は安全な食べものはなかなか無いね。
農薬まみれの野菜とかで、安全安心は言うだけでなかなかね。
ダウン症や奇形児が日本はダントツに多いというデータもあるらしく、
身体の中に変なものがたまっている。
だから、安全なものを作りたい、という意識を強くもった農家さんがこれからは
増えていかなくちゃいけないね。
なかなか難しいけど。
やっぱり生活しなくちゃいけないから、有機栽培では食っていけないところもあるし。
まあ、でもここの会社にも20代の方が6人ほど働いているということで、
若い人も農業に興味をもってる事実もあるし、日本の農業も捨てたもんじゃないのかね。
あと、農学は1割、科学は3割、これからは量子学、エネルギーの勉強も
しなくちゃいけないとか。
でも本当に大事なのは、想い。
想いがなかったらどんだけ頭使ってもいいものはできない。
農業、いいな~。
2件目はハウスの野菜栽培。
ここの社長さんもいい感じ。
目標を持って進んでて目が輝いてる。
そして勉強熱心。
葉物の朝取りは危険という話。
植物は朝に硝酸塩(身体に有害)を吸収して、日光にあたって炭酸同化してでんぷんに
帰るけど、朝とりは同化しきれてないから、葉っぱに硝酸塩が残ったままなんで、
それを食べると、毒を食べてるのと同じとか。
昼3~4時くらいに取った野菜のほうが安全で、甘くておいしいと。
そういうこともいろいろ勉強して工夫してしなくちゃいけないのも、
農業の難しさ&面白さだね~
農家の人が年とっても元気なのは、そうやって頭使って身体使って仕事してるからかな~
今までと同じ農業してたらだめなんだね~
やっぱ農業は奥が深いね。
勉強も常にしなくちゃいけないし、愛情を持って接しないといけないし。
正直、休めないけど、それでもみんな生き生きしてる。
やっぱ人間は、光浴びて土の上で生活しなくちゃいけないんだろうな~
最近は非農家でも簡単に中に入れちゃううし、あとは「思い」を強く持って
やっていけば、植物も応えてくれるのかな。
食べものを作るって仕事は、もっと尊敬されてしかるべきだよな~
やっぱり、なんか日本は間違ってる気がするな。
農耕民族のDNAがなくなっちゃったか?